FX比較ランドTOP 

> FX投資のツボ|短期売買で重要なこと
覚えて納得!これがFX投資のツボ

短期売買で重要なこと
短期売買にはリスク管理が重要
前述のようにFX(外国為替証拠金取引)は、夕方から深夜がポイントになることが少なくない。就寝前に、パソコンの前に座り込んで、短期売買を行う投資家も少なくないだろう。しかし日中の売買が向く手法もある。短期売買に挑戦する場合のポイントを考えてみよう。
FXの主流は短期売買だが・・・
FXでの短期的な売買は、おおよそ3つである。小さな差益を狙い、細かく売買を繰り返すスキャルピング、一日の中で売買を完結させるデイトレード、そして数日間の中で売買を行うスイングトレードだ。

例えばスキャルピングの場合、まず投資家は、過去2時間程度の為替の動きをチェックする。そして、どの程度のレートで買い、いくらで売れば利益が出やすいかを把握する。この手法は、ボックス相場の考え方に近い。ある中心値を想定し、上がり過ぎれば売り、下がりすぎれば買うわけだ。ただ、こうした取引は、為替相場自体が大きく変動する時には向かない。海外が時差により動きにくい、東京時間(午前9時から午後3時)にやりやすい取引だ。

また、デイトレードやスイングトレードで、ある程度の差益を得たい場合、FX業者選びにも注目したい。まずは取引コストが低いFX業者を選ぶこと。特に激しく売買を繰り返すスキャルピングを行う場合は、これが重要となる。また、システムの使い勝手がいいことも非常に大事だ。スピーディーな注文執行に耐え得るシステム、注文の出し方になっていないと、注文に手間がかかり、慌てるもとになる。注文システムなどにも注意をしよう。

そして、短期売買で非常に大事なのがリスク管理だ。リスク管理の基本は、当初のリスク管理方針を曲げないこと。例えば、デイトレードだと決めているはずなのに、損失を確定するのが嫌でつい翌日以降に決済を延ばしてしまったりすることはよくあることだろう。だが、それが大きな損失を被る原因にもなりやすいのだ。

次にリスク管理をするうえで知っておきたいのが注文方法。その一つはIFD注文と言われるものだ。これは新規注文と同時に決済注文も出すやり方だ。新規注文が成立したと同時に、決済注文が有効となるシステム。100円で変えたら101円で売る、という場合に使う。こうした注文を出しておけば、相場の勢いに惑わされず売買がしやすくなる。 次にOCO注文というものも覚えておこう。これは2つの注文を同時に出し、一方が成立すれば、他方が取り消される注文だ。例えば、100円で買った後、101円になれば利益を出して売る(リミットオーダー)が、99円(ストップロスオーダー)になれば、損失限定のために売る、という方針の場合に使える。
最大損失を想定できる注文方法も
いったん買った通貨が下がった場合の買い足し注文(ナンピン)を例にしてみた。例えば、ナンピンをかける時には、その回数を3回までと、自分で決めておく。そして3回目のナンピンをした時点で、先ほどのOCO注文でリミッドとストップロスオーダーを出す。そうすれば、最大の損失額が初めから想定できるのだ。いずれにしても、売買をする前から、自分のリスク管理スタイルを決めておくことがポイントだろう。

信託保全安心・信頼のFX比較で選ぶ