

万が一そのFX業者が不正を犯した場合、その業者が大きな社会的なハンデを負うかどうかを見るべきです。つまりそのFX業者自体が社会的ハンデを負うことを嫌えば不正は犯さないということになります。
ここでいう不正というのは、特に取引画面で提示されている為替レートと約定レートに大きな相違があるいわゆるスリッページが多発したりしないか、ということになります。この点を金融庁は特に重視しており、検査で違反があったFX業者には勧告処分がされることになるので、過去にこのような勧告処分を受けていないかチェックをするべきでしょう。
また社会的に信用のあるFXサービスを提供しており、多くのFX投資家に支持されているFXサービスは、大手ネット証券系、短資系FX業者、上場しているFX業者になっています。
"ドル円のスプレッドは0.1pips"など聞いたことがないスプレッドの狭さをうたっている企業広告があります。またそれを大きく取り扱っているサイトがあります。海外系の最大レバレッジ500倍の企業だったりするわけですが・・・
それはほぼウソであると思って下さい。為替レートの提示は自由です。しかし注文が約定しなければ意味がありません。また実際は数ポイント不利な為替レートで約定するFX業者もありますので、注意が必要です。特にこのスプレッド幅はFXのコストになるので、多くのFX投資家に支持されている国内の大手FX業者を選びましょう。
もうすでにご存じだとは思いますが、手数料がほぼ完全無料な今、スプレッドが唯一の取引コストになります。
人気を独占している大手3大FX業者(GMOクリック証券、DMMFX、SBIFXトレード)のスプレッドは、ドル円0.2~銭いすれも原則固定になっています。
コスト重視であればこれらのFX業者で間違いはないでしょう。あとは実際、スリッページや約定拒否がおこりそうな時間や注文方法で満足感を試してみましょう。試すべき時間としては米国雇用統計前後(毎月第一木曜日の午後9:30)、逆指値注文(ストップロス注文)があげられます。
2009年4月からFX業者の顧客資産の完全義務化が法律で定められました。これは画期的なことで、たとえば国内銀行の外貨預金は預金保険制度の対象外、円預金でさえ1000万円までと定められています。
つまりFX業者に預けられた投資金は最強の安全度を担保されていることになります。

私が実際使っているFX会社と、その理由をご紹介したいと思います。
私がFX会社を選ぶ基準は、第一にスプレッドが狭く、約定力があること。
次に安心感、ほかには高金利通貨ペアが充実、為替情報・予想レポートが充実、システムトレードであるなどの目的を満たしてくれるということです。
ほとんど全てのFX投資家がそうであるように、私もトレードスタイル(投資スタイル)、目的に応じてメジャーどころの口座は全部持っています。具体的には以下のとおりです。
【私の保有FX口座】
(1)スキャルピング、デイトレ、スイングなど積極的なトレード用。DMMFX、GMOクリック証券。スプレッドが極狭なFX業者です。
(2)外貨投資用。トルコリラはセントラル短資FX。豪ドル、NZドルはDMMFXで保有。スワップが高いFX業者が中心となります。
(3)為替情報、予想レポートなどの情報用として外為どっとコム。
(4)自動売買用口座。ミラートレーダーはセントラル短資FX、MT4口座としてYJFX!
(5)バイナリーオプション用口座としてGMOクリック証券。
これらのFX会社に口座を持てば、戦略に応じて不自由がなく楽しくFXをすることができます。FXで勝つために最も重要なのは、投資スタイル、投資目的にあったFX業者選びだと私は思います。

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