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覚えて納得!これがFX投資のツボ

為替レートの変動要因
金利差と景況感の変化に注目を
FX(外国為替証拠金取引)には短期的な売買差益を狙う投資法と、外貨の高金利を狙う投資法の2つがある。ただいずれの投資法でも、為替相場はなぜ変化するのか、またどのような要因で動くのかを知ることが基本となる、それを押さえておかないと間違ったタイミングで売買を行い、思わぬ損害を被る場合があるからだ。まずは為替市場と相場の変動からご説明したい。
最近の為替相場は投機筋が中心
為替取引には大きく分けてビジネスや旅行など、実際に必要があって行う場合と、為替差益で利益をあげてこと自体が目的と2つの場合がある。前者のケース、例えば輸出入業者など実際の事業に結びついた為替取引を「実需筋」という。一方、後者の機関投資家など売買目的の投資家を「投機筋」と呼ぶが、現在では1日約2兆ドル行われる取引の約90%程度が投機筋によるものであると言われている。投機筋は様々な情報で為替を売買し、利益を得ようとする。その分析方法の一つが、テクニカル分析だ。代表な例でいうとトレンドラインや移動平均線などを使い、投資のタイミングを計っていくのである。

そしてもう一つの分析方法が、各国の経済や、金価格など経済情勢を見ることだ。そういった分析の基本をご紹介しよう。

例えば円を売って米ドルを買えば、その後、ドルが高くなったところで売り、決済をして利益を得る。円高ドル安の時に米ドルを買い、円安ドル高で売る、というのが理想だろう。問題は、その動きの読み方だが、為替を動かす要因は大きくわけて5つある。
為替を動かす5つの要因

下の表「為替が動く主な要因と、その影響」をご覧いただきたい。表の上側は、日本の経済状況と米ドルレートを対比させたもの、下側が米国の経済状況と米ドルレートを対照させたものだ。
為替が動く主な要因と、その影響

上段の表の一行目は、日本の景気が上向けば(上向きの矢印)、米ドルが下落すれば(下向きの矢印)という意味になる。同様に下段の表の一行目は、米国の景気が上向けば、米ドルも上昇するということだ。

日本の景気が好調になると、日本への投資も盛んになる。金利も上昇する傾向が強まるだろう。一方で、米景気が横ばいで金利が上がらなければ、日米の金利差は縮まり、円高になりやすい。

基本的には、金利の上昇する方の通貨が上がりやすく、金利が上がらないか下がるほうが下がりやすくなる。そう考えていただきたい。厄介なのは、このケースで言う日米双方で景気が良いような場合。こうなると円高、ドル高それぞれの要因があるということになるが、どうなるのだろうか?

この場合は、より景気回復の動きが強いほうの通貨が買われ、為替レートもそのような動きになると考えたほうがいいだろう。例えばドル円で考えた場合は以下のとおり。
ケース1、日本の景気回復より、米国の景気回復が早い=円売りドル買い  ケース2、日本の景気回復の方が、米国の景気回復より遅い=円買いドル売り
例えば、米サブプライム(信用力の低い個人向けの住宅融資)問題で信用収縮による景気後退が不安視された今年3月半ば以降、ドルは対ユーロ、対円など多くの通貨に対して弱くなったが、そんな動きも一つの典型だろう。
黒字や政治問題でも動く
サブプライム問題ではその後、破綻の危機に瀕した証券会社ベアー・スターンズに米連邦準備理事会(FRB)が資金援助を実施することを発表。金融不安の沈静化にFRBが本格的に取り組んでいることから、ドル安もやや落ち着きを取り戻している。こうした中央銀行や政府の経済対策なども為替を動かす変動要因となるため注意しておきたい。

この他にも、貿易黒字、財政黒字が大きければ、その国の通貨は高く(通貨買い)なりやすい。逆に赤字が増えれば、通貨は安くなる(通貨売り)。また、政治的な問題が起きればその国の通貨は売られるだろう。これらの基本的な要因と為替の動きの関連性をしっかりと理解したいところだ。

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