FX会社は顧客資産を預託金として信託銀行に信託しています。FXの常識としては「FX会社が倒産しても、預託金は返還される」とされています。しかし、ここにFX会社の信託保全に関する落とし穴があります。FX会社の信託保全は2つに分かれます。
自分がお金を預けるFX会社が、全額信託保全か一部信託保全かを必ず確認してください。またそのFX会社が金融商品取引法によって規定されている金融商品取引業者であることも確認したほうがいいでしょう。当サイトには登録を受けていないFX会社の記載はしておりません。
もちろん一部信託保全ではなく全額信託保全のFX会社を選択したほうがいいに決まっています。しかし、全額信託保全にもさらにいろいろあります。
こういうFX会社があります。「一週間に一度信託保全額の入れ替えをしています」これでは、日々の取引にかかる利益やスワップ金利はタイムリーに保全されていないことになります。また、「外貨分は信託保全がされていません」これでは、他通貨ペアを取引して発生する外貨の利益、スワップ金利は信託保全されていないことになります。
FX会社の信託保全先である信託銀行が倒産した場合はどうなるのでしょうか。信託財産は、受託銀行である信託銀行の固有の資産と明確に分別して管理しなければならないことが義務づけられています(信託法28条)。また信託先の信託受託銀行が倒産した場合でも、その債権者が信託財産を差し押さえることができないことが明記されています。(信託法16条)
つまり、万が一、FX会社の信託保全先である信託銀行が破綻しても信託財産(私たちの資金)は信託法のもと保護されることになっています。
もちろん信託保全先は日本を代表するメガバンクが一番でしょう。信託保全先が破綻した場合、すぐ私たちのお金が返ってくるという保証はありません。
このFX会社の信託保全は、非常にわかりにくいものです。しかし、FX歴が長い達人達は皆懸命に調査を続け、今でも安心してFXをしているのです。
つまり、万が一、FX会社の信託保全先である信託銀行が破綻しても信託財産(私たちの資金)は信託法のもと保護されることになっています。
もちろん信託保全先は日本を代表するメガバンクが一番でしょう。信託保全先が破綻した場合、すぐ私たちのお金が返ってくるという保証はありません。
このFX会社の信託保全は、非常にわかりにくいものです。しかし、FX歴が長い達人達は皆懸命に調査を続け、今でも安心してFXをしているのです。
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