達人の勝てるFX投資戦略レポート

為替相場は日銀の金利政策で遂に円安に!上昇トレンドは続くか?
先週2月20日〜2月24日までのおさらい
 先週の米ドル/円は79円台後半から80円台後半まで上昇した。ユーロ/円も105円台から109円台への上昇を見せている。先週に引き続きクロス円はまだまだ上昇。円安トレンドの形成は間違いないとみてよさそうだ。

 一方でユーロ/米ドルは、1.31から1.34に上昇した。ユーロのソブリンリスクに対してはギリシャ議会での同意もあり、ポジティブな状況になっている。これまで下落した分の戻しが現在行われている最中と見られる。

 先週、大きく動いたのはクロス円。クロス円の動向を紐解くことによって、為替相場の流れも見えてくる展開と言える。

円安が続き米ドル/円は80円台定着か
 米ドル/円は今週81円台にまで上昇した。これは日銀の追加金融緩和が功を奏した形になった。結果的には昨年11月末に行った為替介入よりも効果は出ている。また、歴史的な円高トレンドから円安への転換点にもなっている。

 また、アメリカでは雇用統計などの経済指標がよく、ドル高に加えてダウ平均もリーマンショック以前の値を回復。徐々に景気がよくなってきたことを表しており、日本円もようやくその恩恵に与れる順番が回ってきたということだ。

 先週のポイントになっていたのは、80円台に定着できるかどうか。しかし、市場関係者の不安をよそにあっさりと81円台に乗せる結果になっている。一本調子に上昇を続けているが、戻りの下落があっても79円程度になるだろうと考えられている。

 大方のアナリストは、「このまま年内いっぱい、もしくは来年初頭まで円安トレンドが続く」という見方をしている。日経平均も9700円台を回復しプチバブル状態。日経平均は年末に1万1000円〜1万3000円と予測する人も。
今後の注目はターゲットがどこになるか? 米ドル/円の100円台はあるか?
 さて、円安トレンドを待ち望んだ人も多いことだろう。円安になれば円キャリートレードの復活が期待できる。日本は金利が低いので外貨を買うとスワップももらえる。また、円安になっていけば為替差損でも儲けられる。このような初心者にも簡単で、一番儲けやすい時期が到来したとも言えよう。

 となれば、米ドル/円のターゲットがどこになるかが、目下の注目になっている。「米ドル/円は100円台に行く!」というアナリストもいるが眉唾ではある。しかし、米ドル/円の100円というのは意外と根拠のない数字ではない。

 07年につけた米ドル/円の高値は124円。一方、昨年の米ドル/円の最安値は75円台である。下落した分は戻しがあると相場では言われている。なかでも有名なのは「半値戻し」。それが起きると仮定すると……。124円と75円の半値は99円50銭となり、意外と理にかなっているのだ。

 どのアナリストも90円台に乗ることは共通見解としてはあるようだ。また、90円台後半になれば、当然100円台を意識する展開にもなるはずだ。

 75円台であった先々週から上昇していることを考えれば今後、一旦は押し目が入る可能性も。スワップ狙いの円キャリートレードを行う場合は、仕込みの値段には気をつけたい。

 また、リスクが考えられるとすれば、気をつけたいのはユーロの問題。ギリシャの対応で相場が動くことは少なくなってきてはいるが、今後ネガティブサプライズがあるかもしれない。ユーロ/円の取引には細心の注意を払うべし。

米ドル/円の円安ターゲットは100円台!?


予想レンジ

米ドル/円、80.30〜82.20円、ユーロ/円、106.80〜111.60円、ユーロ/米ドル、1.31〜1.35

為替相場を占う今週の重要経済指標
3月2日(木)
19:00 (ユーロ圏) 1月失業率 前回10.4% 予想 10.4%

 ユーロ圏の1月失業率。ユーロ圏の失業率は10%台と依然高いまま。このままの水準から下がることはできるのか。動向に注目が集まる。ソブリンリスクを抱えたまま突き進むヨーロッパに明るい日差しは差すのだろうか。


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