達人の勝てるFX投資戦略レポート

2012年の為替相場を予想する!FX勝利の計は元旦にあり!?
先週12月26日〜12月30日までのおさらい
 米ドル/円は76円台後半〜78円前半のレンジで推移。ユーロ/円は101円台で推移していたが28日からジリジリと下落。遂に30日(金)の夜に10年ぶりの安値となる99円台へと突入した。米ドル/円もそれに引っ張られる形で円高が進行し、76円台に。ユーロ/米ドルは1.3000台から、1.2900台で推移している。

 年が明けても、ユーロ安の流れは変わらず。2日の相場でも一時98円71銭を記録するなど、流動性が無い分、その流れが加速している。

ユーロへの懸念は変わらず、ついに10年ぶりの90円台へ
 ユーロが下がったのには、やはりPIGSの財務状況がよくないから。財政状況の厳しいイタリアの10年物国債の利回りは7%前後で高止まりしている。アメリカの格付け会社、スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は、1月中にもユーロ圏15か国の国債を一斉に引き下げる可能性もあると報道している。

 昨年のユーロ/円の年足を見ると、上ヒゲの陰線。これはテクニカル分析的には「上昇しようとしたけれど、押し戻されて下落した」という形。この形はまだまだ下落のトレンドが持続するということを示唆している。今年もユーロ/円は売りのトレードを推奨されるだろう。
今年も円高の流れは変わらずか
 2011年はずっと円高基調。いつ円安になるのかと、首を長く伸ばして待ちあぐねている人も多いだろう。買いポジションを持ったロンガーならばなおのことだ。しかし、残念ながらまだまだ円高の流れは変わらなそう。

 とあるアナリストには「米ドル/円73円台、ユーロ/円95円台が見えてきてもおかしくない」と予想する人も。大きな政策の転換点もなく、トレンドの流れが変わることはあり得ない。大型の金融緩和や、欧州のソブリン問題は根本的な解決が無ければ円安の流れにはなりえないだろう。

 また、テクニカル分析的にも、「大底をつけなければ反転しにくい」というジンクスが。米ドル/円は75円が最安値。ユーロ/円は88円が10年以上前につけた最安値だが……。まずは、そこが意識される値になるだろう。

 また、2012年は「マヤの終末論」が出ている。「また、ノストラダムスの予言に似たようなものでしょう」と言う人もいるが侮ることなかれ。2012年は世の中が変わりそうなイベントが盛りだくさんなのだ。

 例えば、多くの国で政権交代を迎える点。アメリカ、ロシア、フランスで大統領選挙がおこなわれる。それぞれ、オバマ政権を維持できるか、支持率が下がっており暴動も起きているプーチン・メドベージェフ体制に変化が起きるか、欧州債務問題の処理に追われるサルコジ大統領の後に誰がなるのか。それぞれ注目だ。また、中国でも胡錦濤から習近平への政権交代が予定されている。

 昨年、「アラブの春」として中東では民主化の動きが起こった。その流れにより、政治的な動揺は引き続いており経済の悪化も懸念されている。オカルト的ではあるが、マヤの予言はそれらの暗示という人もいる。「2012年はただの暦上の区切りでしかない」と断言する専門家もいるが……。果たして、どうなっていくのだろうか。取引には役には立たないかもしれないが、一種の都市伝説として楽しんでみてはいかがだろうか。

年明けはまだまだ流動性が少ないので、突発的な動きに注意。


予想レンジ
米ドル/円、76.00-77.50円、ユーロ/円、98〜101.50円、ユーロ/米ドル、1.2800〜1.3000
為替相場を占う今週の重要経済指標
1月6日(金)
22:30 アメリカ12月失業率 前回8.6%  予想8.7%

 新年最初の注目すべき経済指標はやはり、雇用統計。前回の失業率は大幅に回復。9%を割り込み、一気に8.6%となった。このポジティブなサプライズに市場は好感を持って反応していたが……。翌月の雇用統計がどうなるか。失業率が急激に回復することは考えにくいので、予想では8.7%となっている。2012年も雇用統計に大注目だ。

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