達人の勝てるFX投資戦略レポート

2011年為替相場の焦点はユーロ。そろそろ2012年1月のFXの準備をしよう!
先週12月19日〜12月23日までのおさらい
 米ドル/円は77円台後半〜78円前半のレンジで推移。ユーロ/円は101円台から上昇を見せるも102円台でとどまっている。ユーロ/米ドルは1.2900台から1.3000台に戻りつつ、その上昇幅は小さく留まっている。

 ネガティブ予想の強いユーロが値を戻したのには、スペイン債の入札結果が好調だったのが挙げられる。ただし、その見方は限定的だ。それ以上、値動きが上昇しなかったのには「まぁ、こんなもんか」という市場の期待感の薄さと、年末での流動性の薄さが挙げられるだろう。

ユーロへの懸念が今年最大の材料
 振り返ってみると、今年はユーロの問題に揺れた1年であった。各新聞社が出す10大ニュースにも『ユーロのソブリンリスク』は上位に挙げられる。当初、不安視されていたギリシャだけでなく、スペイン、イタリア、ポルトガルなどの情勢にも飛び火している。

 ユーロの問題は根が深く、まだまだ根本的な解決には時間がかかりそう。2012年もEU諸国は対処に追われることになり、その一挙一動で為替が動くことが予想される。一部の週刊誌などでは「ユーロ崩壊」と銘打った企画も行われており、それが現実化するか否かの瀬戸際に立たされている。

 もしも、ユーロが崩壊するようなことがあれば……。ボラティリティは大きくなるだろうが、その分暴落相場はチャンス。大きな売りポジションを入れれば一攫千金も狙える。そのチャンスは逃さないようにしたい。

 また、クロス円を見てみると、東日本大震災の影響もあり円高の記録を何度も更新した1年に。これまで15年近く守られていた79円75銭を震災直後に突破し、今年の最安値は75円32銭になっている。

 政府は3月と8月、11月にそれぞれ介入を行った。3月の介入は震災直後の急激な円高に対応するもので各国との協調介入だった。しかし、8月と11月は日銀による単独介入。米ドル/円は77円台〜78円台で今年の終値を向かえそうであり、介入の効果は薄かったとみられる。
年末年始は取引時間に注意
 今週の取引はどうしても流動性が短くなってしまうので小さな値動きを狙うのがオススメ。トレンドが出る可能性は少ないので、あまり長期での保有しない方が吉と言えよう。

 また、損が出ているポジションの清算も考えてみては。額にもよるが心機一転するためにココで損切りするのも一つの選択肢だ。

 また、2012年1月1日よりFXの税制が改正される。これからはFXの税制は一律で20%になる。またこれまで、くりっく365のみに認められていた損益通算などもできるようになる。もし仮に今年180万円以上の額を儲けていて、さらに含み益が出ているポジションがあるのならば、来年以降に決済した方が税金的にはお得。今年FXでいくら儲かったかなどを考えて年末のポジションは清算したいところだ。

 また、年末年始は取引時間にも要注意。普段は24時間動いている相場だが、この時期ばかりは取引時間が短くなっている場合も。特に26日〜27日はNYが休場になっており、15時以降は取引できない。年明け1月2日も普段とは取引開始時間が変わったりする。年末のポジション持ち越しには要注意だ。

年末年始は流動性の少なさに注意!


予想レンジ
米ドル/円、77.50-78.50円、ユーロ/円、101〜102.50円、ユーロ/米ドル、1.2900〜1.3200
為替相場を占う今週の重要経済指標
12月29日(木)
23:45 (米) 12月シカゴ購買部協会景気指数 前回62.6  予想60.2

 今年、最後の一週間は重要な経済指標は少ない。26日はクリスマスの翌日で祝日になっている国も多く、27日もロンドン、トロントなどで祝日だ。なかでも挙げるのが「シカゴ購買部協会景気指数」。アメリカ、シカゴ地区の製造業の購買担当者に直接インタビューを行い、景況感を指数化した経済指標。年末で取引が少なく薄くなっているなか、大きく値を動かすこともあるので注意したい。

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